か‐たん【荷担/加担】
[名](スル) 1 《他人の荷物を背負うことから》力添えをすること。仲間になること。「犯行に—する」 2 荷物を背負うこと。になうこと。「三種の神器を自ら—して」〈太平記・一八〉
かっこ‐おどり【羯鼓踊(り)】
風流(ふりゅう)系の民俗芸能で、羯鼓を腹につけ、背に神籬(ひもろぎ)を負って踊るもの。雨ごい・虫送りなどを目的として、中部地方以西に広く分布。
かっぱ【河童】
《「かわわっぱ」の音変化》 1 水陸両生の想像上の動物。身の丈1メートル内外で、口先がとがり、頭上に皿とよばれるくぼみがあって少量の水を蓄える。背中には甲羅がある。人や他の動物を水中に引き入れて...
かっぱい‐きん【闊背筋】
⇒広背筋(こうはいきん)
かつお【鰹/堅魚/松魚】
サバ科の海水魚。全長約1メートル。体は紡錘形。背部は暗青紫色、腹部は銀白色で、死後に青黒色の縦縞が現れる。世界の温・熱帯海に分布し、季節的に回遊。日本にはふつう3〜4月に南岸に近づき、5〜6月に...
かつお‐どり【鰹鳥】
1 カツオドリ目カツオドリ科の鳥。全長76センチくらい。頭部と背面は黒褐色、腹は白。魚食性で、カツオの群れの上をよく飛ぶ。孤島の断崖(だんがい)・岩壁で繁殖。世界の熱帯海に分布。日本では、九州お...
かつお‐ぶし【鰹節】
カツオの肉を蒸して干し固め、黴付(かびつ)けと日干しを繰り返したもの。削って料理にかけたり、だしを取ったりして用いる。うまみ成分であるイノシン酸を多量に含む。かつぶし。おかか。→生(なま)り節 ...
かつじん‐が【活人画】
扮装した人が背景の前にじっと立ち、画中の人物のように見せるもの。歴史上の人物に題材をとることが多く、明治・大正のころ、集会などの余興として行われた。
か‐と【河図】
中国、伏羲(ふっき)氏の世、黄河に現れた竜馬(りゅうめ)の背に書いてあったという図。易の八卦(はっけ)は、これにかたどって作られたという。→洛書(らくしょ)
かど‐ぎれ【角布/角裂】
和装本で、本の中身の背の天と地の角を包む小さな布。補強と装飾を兼ねる。 [補説]洋装本の上製本では花布がこれにあたる。