け・す【着す】
[動サ四]《「き(着)る」の未然形に尊敬の助動詞「す」がついたものの音変化》「着る」の尊敬語。お召しになる。「わが背子が—・せる衣の針目落ちずこもりにけらし我(あ)が心さへ」〈万・五一四〉
けだし【蓋し】
[副] 1 物事を確信をもって推定する意を表す。まさしく。たしかに。思うに。「—その通りであろう」 2 (あとに推量の意味を表す語を伴って)もしかすると。あるいは。「百(もも)足らず八十隅坂(や...
けっ‐ぱん【血判】
[名](スル)起請文(きしょうもん)・誓詞などに背かないことを示すため、手の指先を切って血を出し、自分の署名の下に押すこと。また、その押したしるし。
けなが‐ねずみ【毛長鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長26センチ、尾長34センチほどで、背中には長い剛毛がある。尾の先3分の1くらいが白いのでオジロネズミともいう。奄美大島・徳之島・沖縄本島にだけすむ。天然記念物。
けり【鳧/計里】
チドリ科の鳥。全長約36センチ。頭から背は灰褐色、腹部は白く、胸に黒色の線がある。本州北部と近畿地方の草原や田畑で繁殖。ケリリ、キリリイと鳴く。《季 夏》「—の子の浅田にわたる夕かな/暁台」
けわた‐がも【毛綿鴨】
カモ科の鳥。全長約56センチ。雄はくちばしと額が橙(だいだい)色、頭が薄い青、ほおが緑、胸が黄色、背と腹が黒い。雌は全体に茶色。太平洋・大西洋北部に分布。広くは、北極圏を中心に分布する4種の総称...
けんちん‐むし【巻繊蒸(し)】
つぶした豆腐とせん切りにした野菜を油で炒め、背開きにした小鯛(こだい)の腹に詰めて、せいろで蒸した料理。
けんどん‐や【倹飩屋】
1杯盛り切りの飲食物を商う店。また、その商人。「裏屋、背戸屋、—三界、かけ取りに歩くやうな勤めするのも」〈浄・生玉心中〉
けん‐りゅう【剣竜】
鳥盤目に属する恐竜の一群。背中に直立した三角形の2列の骨の板(剣盤)をもち、尾にはとげをもつ。独特の四足歩行を行う。草食性。ステゴサウルス。
ケース‐スタディー【case study】
ある具体的な事例について、それを詳しく調べ、分析・研究して、その背後にある原理や法則性などを究明し、一般的な法則・理論を発見しようとする方法。事例研究法。