たい【胎】
1 母体の子が宿るところ。子宮。また、宿った子。 2 「胎蔵界」の略。
たい【胎】
[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) 1 母体内に子が宿ること。また、その子。「胎児・胎生・胎動/懐胎・受胎・堕胎」 2 胎児を宿す所。「胎盤/母胎・換骨奪胎」 3 物事の起こるもと。きざし。「...
たい‐い【胎位】
胎児が子宮内でとる位置。正常姿勢では頭が下になっている。
たい‐い【胎衣】
⇒胞衣(えな)
たいい‐いじょう【胎位異常】
子宮内での胎児の位置に異常がある状態。頭が下を向いている状態(頭位)が正常な胎位とされ、それ以外の場合(横位・斜位・骨盤位)、分娩の途中で頭部がつかえて胎児に危険が及ぶ可能性があるため、帝王切開...
たい‐が【胎芽】
1 植物の芽で、養分を蓄え、地上に落ちて新しい個体をつくるもの。ヤマノイモ・ユリのむかごなど。 2 受精後第8週までのヒトの胎児。
たい‐きょう【胎教】
妊婦が精神的安定に努めて、胎児によい影響を与えようとすること。
たい‐こん【胎金】
《「たいごん」とも》胎蔵界と金剛界。胎金両部(りょうぶ)。金胎。
たいこんりょうぶ‐の‐みね【胎金両部の峰】
大峰(おおみね)山の異称。熊野側を胎蔵界、吉野側を金剛界とし、胎金両部を修める修験者が峰入りするところからいう。
たい‐ざ【胎座】
被子植物の子房内で、胚珠(はいしゅ)が心皮につく部分。