こうへき‐さいぼう【厚壁細胞】
⇒厚膜細胞
こうへん‐さいぼう【孔辺細胞】
植物の気孔の周囲にある表皮細胞。気孔の開閉の調節を行う。保護細胞。
こうまく‐さいぼう【厚膜細胞】
細胞壁が木質化して厚くなった細胞。原形質が消失して死細胞になっていることが多い。ナシの果肉などにみられる石細胞(せきさいぼう)はその例。厚壁細胞。
こく‐しきそほう【黒色素胞】
動物の色素細胞で、細胞質内にメラニン顆粒を多数含んでいるもの。魚類・両生類・爬虫(はちゅう)類などの真皮にあり、体色変化に関係。メラノフォアともいい、鳥類・哺乳類のものをメラノサイトとよんで区別...
こつが‐さいぼう【骨芽細胞】
骨組織の表面に存在し、新しい骨をつくる働きをもつ細胞。骨の基質となるコラーゲンなどのたんぱく質を分泌し、これにハイドロキシアパタイトが沈着して骨組織が形成される。古くなった骨を吸収する破骨細胞と...
こつ‐さいぼう【骨細胞】
骨組織を形成する細胞。骨基質中に多数存在し、扁平な楕円形で、細い突起を出して互いに連結している。
こつずい‐かんさいぼう【骨髄幹細胞】
骨髄に含まれる造血幹細胞のこと。→造血幹細胞
こと‐はらから【異同胞】
1 父あるいは母を異にした兄弟姉妹。「母北の方、—たち、ただここになむ来かかる」〈落窪・四〉 2 ほかの兄弟姉妹。「—どもよりは、かたちも清げなるを」〈源・夢浮橋〉
さいせいいりょうよう‐アイピーエスさいぼう【再生医療用iPS細胞】
⇒医療用iPS細胞
さい‐ぼう【細胞】
《「さいほう」とも》 1 生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。真核細胞と原核細胞がある。真核細胞ではふつう1個の核があり、核膜によって細胞質と分けられ、細胞質は細胞膜でおおわれる。植物細胞...