きょう‐ずい【胸髄】
脊髄のうち、胸椎の中を通る部分。
きょうずい‐そんしょう【胸髄損傷】
⇒高位脊髄損傷
きょう‐せい【胸声】
胸部に響かせるようにして出す、低声区の声。→声区
きょう‐せん【胸腺】
リンパ節に似た構造をもち、T細胞とよぶ細胞性免疫を受け持つリンパ球の分化・増殖に関与する器官。人間では胸骨の後ろ側、左右の肺の間の前部にある葉状の腺組織。幼時に発達するが思春期以降は退縮する。
きょうせん‐リンパたいしつ【胸腺リンパ体質】
全身のリンパ節や胸腺が肥大する体質。抵抗力が弱く、わずかの刺激に強く反応し、急死することがある。
きょう‐ぞう【胸像】
人物の頭から胸のあたりまでの彫像や塑像。
きょう‐ちゅう【胸中】
胸のうち。心に思っていること。心中。「—をうち明ける」「—を察する」
きょう‐つい【胸椎】
脊柱のうち、頸椎(けいつい)と腰椎との間の12個の椎骨。おのおのに肋骨(ろっこつ)が左右一対ずつ付着し、胸郭の後壁をなす。
きょう‐つう【胸痛】
胸部の痛み。
きょう‐てい【胸底】
心の奥底。胸の奥。「深く—に秘める」