くち‐がま・し【口喧し】
[形シク]口数が多い。口やかましい。「いづれ—・しう、何やかや取りまぜていふ事つきず」〈浮・胸算用・四〉
口(くち)食(く)うて一杯(いっぱい)
食うだけで精いっぱいで、余裕のない生活のたとえ。「—に、雑煮祝うた分なり」〈浮・胸算用・四〉
くち‐たた・く【口叩く】
[動カ四]勝手なことを盛んにしゃべる。「ひとりも—・かぬはなかりしに今宵にかぎりてもの静かに」〈浮・胸算用・四〉
首(くび)の座(ざ)に直(なお)・る
1 打ち首の場所に座る。 2 過失などの処分を受けるために、覚悟して出席する。「度胸を据えて、首の座へお直んなさい」〈鏡花・婦系図〉
くま‐ばち【熊蜂】
1 コシブトハナバチ科のハチ。日本産ハナバチ類では最大。体は黒色で、胸部は黄色の毛で覆われる。枯れ木などに穴を掘って巣を作り、中に花粉や蜜を集めて幼虫のえさにする。本州から九州屋久島まで普通にみ...
くも【蜘蛛】
蛛形(ちゅけい)綱真正クモ目の節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とからなり、歩脚は四対。ふつう8個の単眼がある。腹部後方に糸を出す突起をもつ。肉食性で、網を張るものと網を張らないものとがある。オニ...
く‐らく【来らく】
《動詞「く(来)」(カ変)のク語法》来ること。「夜のほどろ出でつつ—度(たび)まねくなれば我が胸切り焼くごとし」〈万・七五五〉
クリーパー【creepers】
幼児の胸あてのついたズボン。おむつを替えやすいように、股下がボタン留めになっている。
くるし・い【苦しい】
[形][文]くる・し[シク] 1 痛みや圧迫感で、肉体的にがまんができない。「激しいせきこみで息が—・い」「満員の乗客に押されて胸が—・い」 2 悩み・せつなさ・悲しさ・後悔などで、心が痛んでつ...
ぐさ‐ぐさ
[副] 1 鋭い刃物などを続けざまに突き刺すさま。また、その音を表す語。「錐(きり)で—(と)穴をあける」 2 他人に何度も厳しいことを言われて、心理的な打撃を受けるさま。「彼の一言一言が胸に...