ティー‐さいぼう【T細胞】
《Tはthymusで、胸腺の意》骨髄で生成されたリンパ球が胸腺に移送されて成熟したもの。B細胞とともに免疫反応に重要な働きをする。Tリンパ球。
てい【底】
[音]テイ(漢) [訓]そこ [学習漢字]4年 〈テイ〉 1 いちばん低い所。物の下部。そこ。「底辺・底面・底流/奥底(おうてい)・海底・眼底・胸底・筐底(きょうてい)・湖底・心底(しんてい)...
てい‐ぼう【亭坊】
住職。また、隠居剃髪(ていはつ)した亭主。「—勤め過ぎて、しばらく世間の事どもを考へ」〈浮・胸算用・五〉
て‐から
[連語]《接続助詞「て」+準体助詞「から」。近世以降の語》動詞の連用形に付いて、全体で接続助詞のように用いる。 1 …から後。…以降。「相手に会っ—考えを決める」 2 …たとしても。…たところで...
てき‐ぜん【惕然】
[ト・タル][文][形動タリ]あやぶみ恐れるさま。「胸—として悸(おのの)き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
てなが‐えび【手長蝦/草蝦】
テナガエビ科の甲殻類。川や湖に多くみられるエビで、体長9センチくらい。第1触角は3本に分かれる。雄の第2胸脚ははさみ状で長く、体長の2倍近い。食用。つえつきえび。たなかせ。《季 夏》「—溯(のぼ...
て‐にっき【手日記】
日々の心覚えを記す帳面。「枕に算盤(そろばん)、—をはなたず」〈浮・胸算用・四〉
てば‐もと【手羽元】
鶏肉の手羽のうち、胸肉に近い上腕の部分。から揚げ・煮込みなどにする。
てまえ‐しゃ【手前者】
暮らし向きのよい人。財産家。手前よし。「—の子にて、小さい時からうまい物ばかりで育てられ」〈浮・胸算用・二〉
寺(てら)から里(さと)へ
《檀家から寺へ物を贈るのがあたりまえなのに、寺から檀家へ物を贈る意から》物事が逆であることのたとえ。本末顛倒(てんとう)。「—の礼扇、これらは明けずに捨(すた)りて」〈浮・胸算用・一〉