さし
牛肉などで、赤身の中に網の目のように入っている脂肪。霜降りの脂部分。「—が入った牛肉」
さしき‐かごうぶつ【鎖式化合物】
分子内の炭素原子が、鎖状に結合している有機化合物。分枝構造をもつものも含む。脂肪族化合物。非環式化合物。鎖状化合物。→環式化合物
さなぎ‐ゆ【蛹油】
蚕の蛹から採取される脂肪油。さなぎあぶら。
さらし‐くじら【晒し鯨】
鯨の尾羽(おば)や皮を薄く切り、熱湯をかけて脂肪分を除き、冷水にさらしたもの。酢味噌あえや味噌汁の具などにする。《季 夏》
サーロインステーキ‐しょうこうぐん【サーロインステーキ症候群】
運動不足により、足腰の筋肉に脂肪がたまった状態をいう。上等なサーロインには霜降り状に脂が乗っていることから。
し【脂】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]あぶら やに 〈シ〉 1 動物性のあぶら。「脂肪/牛脂・凝脂・脱脂・皮脂・油脂」 2 油で溶いたべに。「脂粉/臙脂(えんじ)」 3 やに。「樹脂」
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シア‐バター【shea butter】
アカテツ科の高木シアバターノキの種子からとれる脂肪。食用にするほか、石鹸(せっけん)や燃料などに用いられる。
シェービング‐フォーム【shaving foam】
ひげそり用の泡(フォーム)状の媒剤。圧縮空気で噴霧して泡状になるエアゾールタイプの媒剤で、剃毛(ていもう)用の石鹸(せっけん)よりも強い過脂肪の状態になっている。
しかんしき‐かごうぶつ【脂環式化合物】
炭素原子が環状に結合した化合物で、芳香性をもたないものの総称。鎖式化合物である脂肪族化合物に似た性質をもつ。シクロヘキサン・シクロペンタンなど。
し‐しつ【脂質】
生体の構成成分の一つ。脂肪・ろうなどの単純脂質、燐脂質(りんししつ)・糖脂質などの複合脂質、およびステロイド・カロテノイドなどと性質や構造の似た物質の総称。水に溶けにくく、有機溶媒には溶けやすい...