海中に細長く突き出た地形。半島や岬の地形の入り込んだ部分に、沿岸流によって運ばれた砂礫 (されき) が堆積 (たいせき) して形成される。しゃし。

牛肉などで、赤身の中に網の目のように入っている脂肪。霜降りの脂部分。「さしが入った牛肉」

古代中国の官名。右史 (ゆうし) とともに天子の側に侍して、その言行の記録をつかさどった。

  1. 米刺 (こめさ) し」に同じ。

  1. (「緡」とも書く)江戸時代、保管・携帯のため穴あき銭に通して用いた麻縄。ぜにさし。

  1. 刺し身」の略。「いか刺し」

《古代朝鮮語からという》しろ。

「新羅に到りて五つの―を攻めて抜きえつ」〈推古紀〉

[名]
  1. (「尺」とも書く)ものさし。「―を当てる」

  1. 二人で向かい合ってすること。さしむかい。「―で飲む」「―で話す」

  1. 二人で荷物を担ぐこと。さしにない。

  1. 差し合い1」に同じ。

    1. 「五郎兵衛さん、お百さんは―で居なさりやせん」〈洒・辰巳之園

  1. (ふつう「サシ」と書く)謡曲で、拍子に合わせず、少し節をつけてうたう部分。さしごえ。

  1. (ふつう「サシ」と書く)舞楽・能などの舞の型で、手をさし出すように前方へ水平にあげること。

[接頭]動詞に付いて、語調を整えたり意味を強めたりする。「―出す」「―戻す」「―替える」
[接尾]助数詞。
  1. 舞の曲数を数えるのに用いる。「一―舞う」

  1. 相撲などの番数を数えるのに用いる。

    1. 「勝負これによるべきにあらず。ひと―つかうまつるべし」〈著聞集・一〇〉

液体の底の方に沈んだかす。おり。

  1. ショウジョウバエ科のハエの幼虫。糠 (ぬか) 味噌などにつく蛆 (うじ) 。 夏》

  1. キンバエクロバエなどの幼虫。魚の腐肉などで人工的に繁殖させた大形の蛆。釣りのえさなどにする。

[形ク]せまい。
  • 「天地 (あめつち) は広しといへど我 (あ) がためは―・くやなりぬる」〈・八九二〉
[接尾]《接尾語「さす」の連用形から》動詞の連用形に付いて、その動作が中止の状態になっていること。また、そのような状態のものを表す。「読み止しの書物」「吸い止しのタバコ」

出典:青空文庫

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