きょう【脇】
[常用漢字] [音]キョウ(ケフ)(漢) [訓]わき かたわら 〈キョウ〉わき下の肋骨のある部分。わきばら。わき。「脇息」 〈わき〉「脇机・脇腹・脇見・脇道・脇目・脇役/小脇・両脇」 [補説...
きょう‐じ【脇士/脇侍/夾侍/挟侍】
本尊の左右に控えている仏像。阿弥陀如来では観音と勢至(せいし)菩薩、釈迦(しゃか)如来では文殊(もんじゅ)と普賢(ふげん)菩薩など。脇立(わきだち)。わきじ。
わき‐じ【脇士/脇侍】
⇒きょうじ(脇士)
きょうじ‐ぼさつ【脇士菩薩】
本尊を挟んで左右に侍する両菩薩。
きょう‐そく【脇息】
座ったわきに置いてひじをかけ、からだをもたせかける道具。ひじかけ。
わい‐かじ【脇舵/脇楫】
《「わきかじ」の音変化》 1 和船の左右のふなべりに付ける舵。横風の強いときに補助として用いる。 2 ⇒脇艪(わきろ)
わき‐かじ【脇舵/脇楫】
⇒わいかじ(脇舵)
わい‐が・ける【脇掛ける】
[動カ下一]《「わきがける」の音変化》ふろしき包みなどを、一方の肩から他方の脇の下にかけて斜めに背負う。「風呂敷—・け旅の僧」〈浄・千本桜〉
わい‐だて【脇盾/脇楯】
《「わきだて」の音変化》鎧(よろい)の付属具。右脇の引合(ひきあわせ)をふさぐために用いる。壺板(つぼいた)と草摺(くさずり)からなる。脇当(わきあて)。
わき‐だて【脇盾/脇楯】
⇒わいだて(脇盾)