し‐みゃく【死脈】
1 死期が近づいた弱い脈拍。「—が打つ(=臨終が近い)」 2 鉱物が出なくなった鉱脈。
し‐みゃく【翅脈】
昆虫の翅(はね)にみられる脈。気管や神経を通すための中空のすじで、キチン膜が厚く、補強にも役立つ。分布のしかたが種・属によって違うので分類上重要。
シムラ【Shimla】
インド北部、ヒマチャルプラデシュ州の都市。同州の州都。デリーの北約300キロメートル、ヒマラヤ山脈南麓のシワリク丘陵に位置する。標高約2000メートル。避暑地として知られ、英国領時代は、夏季に政...
シャウエン【Chaouen】
モロッコ北部の都市。リフ山脈南麓に位置する。正式名称シェフシャウエン。レコンキスタによってスペインを追われたイスラム教徒が多く移り住んだ。旧市街を中心に、白と青に塗られた家々が多く、その独特な集...
しゃか‐が‐たけ【釈迦ヶ岳】
奈良県南部、大峰山脈の一峰。標高1800メートル。頂上に釈迦像がある。
しゃし【車師】
中国の漢から北魏(ほくぎ)の時代に天山山脈東部にあった国。トルファン盆地に車師前国、その北方に車師後国があった。5世紀半ばころ滅亡。
シャスタ‐さん【シャスタ山】
《Mount Shasta》米国カリフォルニア州北部の山。カスケード山脈の南部に位置する。標高4317メートル。名称は先住民のシャスタ族に由来。安山岩質の成層火山で、多くの側火山をもつ。頂上は氷...
しゃっこつ‐じょうみゃく【尺骨静脈】
尺骨動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の内側の血液を集めながら上行し、肘関節付近で橈骨静脈と合流し、上腕静脈となる。
しゃっこつ‐どうみゃく【尺骨動脈】
肘窩で上腕動脈から分かれる動脈の一つ。前腕の小指側を尺骨に沿って下行し、手掌で橈骨動脈の浅掌枝と合流して浅掌動脈弓を形成する。
シャント【shunt】
1 回路の中の二点を導線でつないで作った回路。もとの回路(主路)から分岐して並列に設けられた回路。分路。 2 動脈と静脈が毛細血管を介さず直接つながっていること。また、その部位。あるいは、病気を...