のう‐がかり【能掛(か)り】
能を模倣して演じる歌舞伎・浄瑠璃など。また、その型や脚本・節回し。
のぎくのごとききみなりき【野菊の如き君なりき】
木下恵介監督・脚本による映画の題名。昭和30年(1955)公開。原作は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」。出演、有田紀子、田中晋二ほか。第10回毎日映画コンクール撮影賞受賞。
ノベライゼーション【novelization】
ヒットした映画やテレビの脚本を小説として仕立てること。
はくいのふじん【白衣の婦人】
《原題、(フランス)La Dame blanche》ボアエルデュー作曲のオペラ。3幕。1825年パリで初演。スクリーブ脚本。ウォルター=スコットの二つの小説に基づく。スコットランドを舞台に白衣の...
はだかのしま【裸の島】
新藤兼人の監督・脚本・制作による映画の題名。昭和35年(1960)公開。瀬戸内海の島に暮らす農民一家の暮らしを、台詞(せりふ)を一切使わない実験的な手法で描いた。出演、殿山泰司、乙羽信子ほか。モ...
はちがつのラプソディー【八月の狂詩曲】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。平成3年(1991)公開。被爆体験を持つ祖母と孫たちの、ひと夏の交流を描く。原作は村田喜代子による芥川賞受賞小説「鍋の中」。
ハリウッド‐テン【Hollywood Ten】
米国で、赤狩りにより投獄された10人の映画関係者のこと。1947年のHUACの聴聞会に召喚され、証言を拒否したことが議会侮辱罪にあたるとされた。脚本家のトランボ、監督のドミトリクなど。
ばくしゅう【麦秋】
小津安二郎監督・脚本による映画の題名。昭和26年(1951)公開。なかなか結婚しない娘と彼女を心配する家族の日常を描く。第25回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。第6回毎日映画コンク...
ばくちうちそうちょうとばく【博奕打ち総長賭博】
山下耕作監督、笠原和夫脚本によるやくざ映画の題名。昭和43年(1968)公開。全10作を数えた「博奕打ち」シリーズの4作目。出演、鶴田浩二、若山富三郎、藤純子(富司純子)ほか。
パリのジャン
《原題、(フランス)Jean de Paris》ボアエルデュー作曲のオペラ。2幕。1812年パリで初演。サン=ジュスト脚本。