ないそく‐か【内側顆】
1 大腿骨(だいたいこつ)の下端内側にある隆起。 2 脛骨(けいこつ)の上端で後内側方に張り出した部分。
ないそく‐こうきん【内側広筋】
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の一つ。大腿の前面から内側面に位置する。大腿骨粗線の内側から起こり、他の3つの筋と合流して膝蓋骨底につき、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)を経て脛骨粗面(けいこつそめ...
なか‐ら【半ら】
1 まんなかのあたり。「室(へや)の—で」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 半分ほどの量や大きさ。また、半分ほどの程度。なかば。「足を砂子に脛(はぎ)の—ばかりふみ入れて」〈宇治拾遺・三〉 3 中ほ...
脛(はぎ)に挙(あ)・ぐ
衣の裾を脛の上までまくり上げる。「心にもあらぬ—・げてみせける」〈土佐〉
はばき【脛巾/行纏】
旅行や作業などの際、すねに巻きつけてひもで結び、動きやすくしたもの。古くは藁(わら)や布で作った。後世の脚絆(きゃはん)にあたる。脛巾裳(はばきも)。
はばき‐がね【鎺金】
《人が脛巾(はばき)をはいた形に似るところから》刀剣などの刀身が鍔(つば)に接する部分にはめる鞘口(さやぐち)形の金具。刀身が鞘から抜け落ちないようにするためのもの。はばき。
はばき‐も【脛巾裳】
「脛巾(はばき)」に同じ。
はんげつ‐ばん【半月板】
膝の関節で、大腿骨と脛骨(けいこつ)の間にある軟骨。衝撃を吸収し、関節の動きをなめらかにする。
ひ‐こつ【腓骨】
下腿骨(かたいこつ)の一。脛骨(けいこつ)の外側にある細い骨。下端外側の隆起が外くるぶしとなる。
ひろう‐こっせつ【疲労骨折】
骨の同じ部位に弱い力が繰り返し加わって起こる骨折。骨に小さなひびのできた状態で、運動時に痛むが、安静時には治まることが多い。骨折原因や発生時期が明確ではなく、発生初期にはX線での診断が難しい。発...