じん【腎】
腎臓のこと。「萎縮—」
じん【腎】
[常用漢字] [音]ジン(呉) 1 五臓の一。腎臓。「腎盂(じんう)・腎炎・腎虚/副腎」 2 大切な所。かなめ。「肝腎」
じん‐う【腎盂】
腎臓と尿管の接続部で、漏斗状に広がっている部分。腎臓からの尿が集まる所。腎盤。
じんう‐えん【腎盂炎】
膀胱(ぼうこう)から上行してきた細菌や、体内の化膿(かのう)巣から血液・リンパにより運ばれた細菌が、腎盂に感染して起こる炎症。感染が腎実質に及んだものを腎盂腎炎とよぶ。
じんう‐じんえん【腎盂腎炎】
腎盂炎のこと。また、特に細菌の感染による炎症が腎実質にまで及んだものをいう。
じん‐えん【腎炎】
腎臓に炎症が起きている状態。特に、糸球体腎炎をいう。腎臓炎。 [補説]腎臓に起こる炎症性疾患には他に間質性腎炎や腎盂腎炎がある。
じん‐かん【腎管】
無脊椎動物にみられる排出器官。体腔中にらっぱ状に開く腎口、排出物を濃縮・移送する細管部、体外に開く排出口からなる。環形動物では体節ごとに一対ずつあり、体節器ともいう。
じんがさいぼう‐しゅ【腎芽細胞腫】
小児の腎臓に発生する悪性腫瘍。3歳までに発症することが多い。腎芽腫。ウィルムス腫瘍。
じんが‐しゅ【腎芽腫】
⇒腎芽細胞腫
じん‐きょ【腎虚】
[名](スル) 1 漢方で、虚弱体質・精力減退に類する症状。 2 俗に、過度に性交することによる男性のからだの衰弱。