はら‐つづみ【腹鼓】
《「はらづつみ」とも》 1 腹を鼓がわりにして打ち鳴らすこと。「狸(たぬき)の—」 2 腹一杯食べて満足し、腹をたたくこと。 3 《「十八史略」五帝の「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」の故事から》...
はら‐づもり【腹積(も)り】
あらかじめ考えておく大体の予定や計画。また、心の用意。心づもり。「息子に後をまかせる—だ」
はら‐どけい【腹時計】
腹のすきぐあいから見当をつけた大体の時刻。「—ではもう12時だ」
はら‐なり【腹鳴り】
「腹鳴(ふくめい)」に同じ。
腹(はら)に一物(いちもつ)
心の中にたくらみがあること。「—あるといった態度」
腹(はら)に納(おさ)・める
他人に言わず心の中にしまっておく。胸に納める。
腹(はら)に落(お)・ちる
なるほどそうだと思う。納得する。得心する。「手紙を上げますよ、口で言って、貴方の—・ちないと困るから」〈風葉・青春〉
腹(はら)に据(す)えか・ねる
怒りを心中におさめておくことができなくなる。がまんができない。「あの発言はどうにも—・ねる」 [補説]文化庁が発表した平成17年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「腹に据えかね...
はら‐の‐うち【腹の内】
1 腹の内部。腹の中。 2 心の中。胸の内。腹の中。「相手の—を探る」
はら‐の‐かわ【腹の皮】
1 腹部の皮。 2 《「腹の皮を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。「行儀作法は、狗(ゑのころ)を屋根へ上げたやうで、さりとはさりとは—」〈浄・忠臣蔵〉