かた‐はら【片腹】
腹の片側。一方の脇腹。
かっ‐ぷく【割腹】
[名](スル)腹を切って死ぬこと。切腹。「—自殺」
か‐ふく【下腹】
腹部の下のほう。したはら。
かま‐ばら【鎌腹】
鎌で腹を切って死ぬこと。 [補説]狂言の曲名別項。→鎌腹
かまばら【鎌腹】
狂言。妻に打ち殺してやるとわめかれた怠け者の夫は、当てつけに鎌で腹を切ろうとするが怖くてできない。
かめ‐ばら【亀腹】
1 建築物の基礎部分、多宝塔の上下両層の間、鳥居の柱脚部などを、白漆喰(しろしっくい)などで固めてまんじゅう形に造ったもの。 2 腸などに水やガスがたまって腹が膨れ、静脈が亀甲(きっこう)模様の...
かゆ‐ばら【粥腹】
粥を食べただけの腹。力が十分に入らない状態をいう。「—では力仕事ができない」
かり‐ばら【借(り)腹】
俗に、代理出産を行うこと。また、代理母のこと。
きき‐ばら【聞(き)腹】
人に言われたことなどが気に入らないで、腹を立てること。「聞けば—とか、余り愉快でもなかったので」〈二葉亭・其面影〉
聞(き)けば聞(き)き腹(ばら)
聞かなければ知らないから平気であるけれど、聞けば腹だたしくなるということ。