とんぼ【蜻蛉/蜻蜓】
1 トンボ目の昆虫の総称。頭部の複眼は大きく左右に突出し、単眼は3個ある。触角は短く、かむ口をもつ。胸部には長大な2対の翅(はね)をもつ。腹部は長く棒状。幼虫は水生で、ヤゴとよばれる。成虫・幼虫...
どう【胴】
1 身体の頭と手足とを除いた部分。胴体。 2 腹部のあたり。「—まわり」 3 鎧(よろい)または剣道の防具で、胸部と腹部とを覆う部分。 4 相手の胴3の部分へ打ち込む剣道の技。 5 太鼓・三味線...
胴(どう)が据(す)わ・る
腹がすわる。覚悟が決まる。「今はなかなかに胴据って」〈鏡花・婦系図〉 [補説]「胴が座る」と書くのは誤り。
どう‐じゃばら【胴蛇腹】
蛇腹の一種。建物の壁面に帯状に取り付けた突出部分。→蛇腹2
どう‐ふく【同腹】
1 同じ母から生まれたこと。また、その人。⇔異腹。 2 心を同じくすること。また、その人。同心。「此者島田と—にて主家を不義に陥れしめ」〈染崎延房・近世紀聞〉
どうふく‐ちゅう【同腹中】
「同腹2」に同じ。「うそうそ窺(うかご)ふ—」〈浄・手習鑑〉
どう‐まき【胴巻(き)】
金銭などを入れて腹に巻きつける帯状の袋。
胴(どう)を据(す)・う
腹をすえる。覚悟を決める。「弁七—・ゑて闇になる夜を待って」〈浮・娘気質・四〉
どく‐づ・く【毒突く】
[動カ五(四)]相手に向かってひどい悪口を言う。ひどくののしる。「腹を立ててさんざん—・く」
どじょう【泥鰌/鰌】
コイ目ドジョウ科の淡水魚。小川や田などにすみ、冬は泥に潜る。全長約20センチにもなり、体は細長い筒形で尾部は側扁し、背側は緑褐色、腹側は淡黄褐色で、口ひげは五対。うろこは細かく、厚い粘液層で覆わ...