しわ‐ばら【皺腹】
1 しわの寄った、老人の腹。へりくだった表現にも用いる。「—かき切ってわびる」 2 《皺腹を切る、の意から》老人が切腹すること。「これにて—仕(つかまつ)り」〈浄・吉野忠信〉
しん【心】
[音]シン(呉)(漢) [訓]こころ [学習漢字]2年 〈シン〉 1 五臓の一。心臓。「心悸・心筋・心室/腹心・狭心症」 2 こころ。精神。「心境・心魂・心情・心身・心配・心理/安心・一心・改...
しんうすゆきものがたり【新薄雪物語】
浄瑠璃。時代物。三段。文耕堂・三好松洛・小川半平・竹田小出雲の合作。寛保元年(1741)大坂竹本座初演。仮名草子「薄雪物語」を脚色。幸崎伊賀守の娘薄雪姫と園部兵衛の息子左衛門との恋物語に、秋月大...
しん‐がい【心外】
[名・形動]思いもよらないこと。思いがけないこと。思いがけない仕打ちや予想に反した悪い結果などに対して、腹立たしく感じたり残念に思ったりすること。また、そのさま。「疑われるとは—だ」「—な結果に...
神経(しんけい)に障(さわ)・る
不愉快な気持ちを刺激する。腹立たしく思う。「—・る言い方をする」
しんじゅうよいごうしん【心中宵庚申】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。享保7年(1722)大坂竹本座初演。紀海音の「心中二つ腹帯」と同題材で競演した。
しん‐ぷく【心腹】
1 胸と腹。 2 胸のうち。心中。胸中。「—を探る」 3 心から頼りにすること。また、その人。腹心。「昧者(まいしゃ)の—となって牛馬が活動し得るのは」〈漱石・草枕〉
心腹(しんぷく)の病(やまい)
《「春秋左氏伝」哀公一一年から》胸や腹の治しにくい病気。除きにくい敵のたとえ。
しん‐みゃく【診脈】
脈をみること。診察すること。「—按腹(あんぷく)をも受けたるなど」〈近世畸人伝・五〉
シー‐エー‐ピー‐ディー【CAPD】
《continuous ambulatory peritoneal dialysis》携行式連続腹膜透析。腹膜にチューブを挿入し、体内の老廃物を交換する腎不全の治療法。自宅や会社で行うこともできる。