しきゅう‐ないまく【子宮内膜】
子宮の内側を覆う粘膜。受精卵が着床しないあいだは、周期的に一部が脱落し、月経が起こる。子宮粘膜。
しこん‐まく【歯根膜】
歯を支える歯槽骨と歯の間にあってクッションの役割をしている線維。歯周靭帯(じんたい)。
ししつ‐にぶんしまく【脂質二分子膜】
⇒脂質二重層
しそう‐ねんまく【歯槽粘膜】
歯槽骨の表面を覆う粘膜。
しゅしょう‐けんまく【手掌腱膜】
手のひらの中央にある強靭(きょうじん)な腱膜(けんまく)。手首から第2〜5指に向かって扇状に広がる。物をつかむときに手のひらの皮膚がずれないように支えたり、深部にある腱(けん)・血管・神経を保護...
しゅん‐まく【瞬膜】
目の角膜とまぶたとの間にある薄膜。伸縮する半透明のひだで、必要時に角膜上を覆って保護する。鳥類・両生類・爬虫(はちゅう)類・サメ類ではよく発達し、哺乳類では退化している。
しょうえき‐まく【漿液膜】
⇒漿膜(しょうまく)3
しょうにょう‐まく【漿尿膜】
鳥類や爬虫類(はちゅうるい)の、卵殻の直下に広がる、漿膜と尿膜とが一部で癒着した膜。血管が発達してくることにより胚の呼吸を可能にする。尿漿膜。
しょう‐まく【漿膜】
1 爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類の胚膜(はいまく)のうち、外側の膜。 2 昆虫の胚の外表面を覆う細胞層。 3 脊椎動物の体腔の内面や臓器の表面を覆う、漿液を分泌する薄い膜。腹膜・胸膜など。
しょじょ‐まく【処女膜】
性交の経験がない女性の膣の入り口にある膜状の組織。粘膜のひだで、膣口を狭めているが、完全な膜ではなく、通常は開口していて、月経血などを通す。多くの場合、初回の性交時に裂けるが、それ以外の原因で損...