べん【弁/瓣】
1 花びら。また、その数をかぞえる語。「五—の花」 2 管の途中や両端にあって、流体の遮断や流量の調整などのため、開閉できる装置。バルブ。「—を開く」 3 心臓などにある弁膜。 4 ウリの実のな...
べんけいせい‐じゅつ【弁形成術】
心臓弁膜症の外科的治療法の一つ。患者自身の弁を修復して機能を回復する。弁形成術が困難な場合は弁置換術を行い人工弁を移植する。
べんちかん‐じゅつ【弁置換術】
心臓弁膜症の外科的治療法の一つ。変性した弁を切除し、人工弁(機械弁・生体弁)を設置する。→弁形成術
べん‐まく【弁膜/瓣膜】
心臓や血管・リンパ管の内部にある、血液やリンパの逆流を防ぐためのひだ状の膜。弁。
べんまく‐しょう【弁膜症】
⇒心臓弁膜症
ベータ‐セクレターゼ【beta-secretase】
たんぱく質分解酵素セクレターゼの一。アミロイド前駆体蛋白質(APP)をN末端付近で切断する。BACE(beta-site APP cleaving enzyme)。 [補説]これに続いて、ガンマ...
ペガプタニブ‐ナトリウム【pegaptanib sodium】
加齢黄斑変性症の治療に用いられる分子標的薬。商品名マクジェン。硝子体に注入し、脈絡膜で新生血管の発生・発育を促進する血管内皮増殖因子(VEGF)の働きを阻害する。
ペデリン【pederin】
アオバアリガタハネカクシなどハネカクシ科の昆虫の体液に含まれる有毒成分。触れると皮膚炎を起こし、目に入ると結膜炎や角膜潰瘍を起こす。
ペプシノゲン【pepsinogen】
胃液に含まれる消化酵素ペプシンの元となる酵素前駆体。2種類のペプシノゲンが存在する。血清中におけるそれらの比と、胃粘膜の萎縮の程度が相関することが知られ、胃がん発生の危険因子の評価に用いられる。...
ペーパー‐でんち【ペーパー電池】
特殊な合成ゴムに固体電解質の粉末を埋めた薄膜を電極で挟んだ電池。厚さ0.1ミリ程度にでき、電源内蔵の集積回路が可能になる。