らんぽう‐き【卵胞期】
月経が始まってから排卵までの時期。月経周期の前半にあたる。卵巣で、数個〜数十個の卵胞が成長するが、そのうち1個だけが成熟し、残りの卵胞は退化する。子宮では、卵胞から分泌されるエストロゲンの作用に...
らん‐まく【卵膜】
動物の卵を包んでいる被膜の総称。鶏では、卵白・卵殻膜・卵殻の3層をなす。
リウマチ‐ねつ【リウマチ熱】
膠原病(こうげんびょう)の一。溶連菌の感染による扁桃炎にかかったあと、2〜4週間してから高熱が出て、関節痛・心膜炎などの症状が現れる。後遺症として心臓弁膜症を起こすことが多い。
り‐そう【離層】
葉が落ちる前に葉柄に生じる特殊な細胞層。数層の細胞膜がゼラチン状に膨らんで互いに離れるか、中央の層が粘液化して離れる。落果・落花の際にも柄にみられる。
りったい‐し【立体視】
両眼で物体を見たとき、左右の視差によって結ばれた網膜上の像が、感覚中枢の働きで立体として感知されること。両眼視。
リポソーム【liposome】
細胞膜の基本構造を成す脂質二重層を模した人工膜のカプセル。大きさは0.1〜0.2マイクロメートル程度。内部にDNAやたんぱく質のほか、薬剤などを封入し、患部のみに制がん剤を送り届けるドラッグデリ...
リポ‐たんぱくしつ【リポ蛋白質】
《lipoprotein》脂質と結合した複合たんぱく質。生物体に広く存在し、生体膜を構成するものは不溶性。血液中のものは水溶性で、コレステロールなどの脂質の運搬を行い、分子密度から低比重リポたん...
りゅうこうせい‐かくけつまくえん【流行性角結膜炎】
アデノウイルスの感染による伝染性の結膜および角膜の炎症。学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症の一。流行目(はやりめ)。
りゅうこうせい‐ずいまくえん【流行性髄膜炎】
髄膜炎菌の感染による急性の化膿(かのう)性の髄膜炎。高熱・嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)などがみられる。小児に多い。感染症予防法の5類感染症の一。法的には髄膜炎菌性髄膜炎とよぶ。菌性髄膜炎。
りゅうこうせい‐のうせきずいまくえん【流行性脳脊髄膜炎】
⇒流行性髄膜炎