ぎん‐めっき【銀鍍金】
[名](スル)他の金属の表面に、銀の薄膜を付着させること。また、そのもの。ふつうは、銀シアン化カリウムを電解液とする電気めっき法で行う。装飾品・電子部品などに使用。
くうきまく‐こうぞう【空気膜構造】
空気圧で膜または袋を膨らませて形を保つ建築構造。エアドームのように下から加圧して膨らませた構造や、加圧した空気の入った袋をつなぎ合わせた構造などがある。ニューマチック構造。
くしゃみ【嚔】
《「くさめ」の音変化》鼻の粘膜が刺激されて起こる、反射的に激しく息を吐き出す生理現象。《季 冬》
クチクラ【(ラテン)cuticula】
生物の体表にできる堅い膜。水分の放散を抑えたり、体を保護したりする。植物ではクチン・ろうなどからなり葉の表面に、動物では硬たんぱく質が主成分で昆虫・甲殻類などの体表にみられる。角皮(かくひ)。キ...
くっせつきょうせい‐しゅじゅつ【屈折矯正手術】
手術によって屈折率を調整し、視力の矯正をはかる治療法の総称。レーザーで角膜を削るレーシックや、眼球内に人工レンズを挿入する有水晶体眼内レンズなどの術式が知られる。
くも‐まく【蜘蛛膜】
脳や脊髄を包む3層の髄膜のうち、中間にある繊細な半透明の膜。下層の軟膜との間を蜘蛛膜下腔という。ちしゅまく。
くもまくか‐くう【蜘蛛膜下腔】
脳と脊髄(せきずい)を包む髄膜のうち、軟膜とクモ膜の間にある空間。脳脊髄液で満たされている。
くもまくか‐しゅっけつ【蜘蛛膜下出血】
脳の血管が破れて蜘蛛膜と軟膜との間に出血した状態。脳卒中の一。突然、激しい頭痛・嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)などを起こし、意識障害をきたすこともある。
クライオトロン【cryotron】
金属、例えばタンタルとニオブの超伝導性が磁場によって変化することを利用して、継電器または増幅器を作動させる装置。小型で電力消費が極少ですむ。薄膜状のものは集積回路としてコンピューターの開閉素子に応用。
クラミジア‐かんせんしょう【クラミジア感染症】
《chlamydia infection》クラミジアによる感染症。性行為により感染する。尿道炎・副睾丸(ふくこうがん)炎・前立腺炎・子宮頸管(けいかん)炎などを起こす。感染症の母親からの新生児は...