こつけいせいふぜん‐しょう【骨形成不全症】
先天的に全身の骨が弱く、軽微な外力で骨折してしまう、遺伝性の疾患。青色強膜・難聴・歯牙形成不全などを伴うことが多い。発症頻度は約2〜3万人に1人とされる。OI(Osteogenesis Impe...
こつばん‐かくまく【骨盤隔膜】
骨盤底を支える強力な筋肉および筋膜の総称。肛門挙筋(こうもんきょきん)・尾骨筋などからなる。前方は尿生殖隔膜に連続している。
こつばん‐かこう【骨盤下口】
骨盤腔(こつばんくう)の下方にある大きな開口。骨盤底を形成する筋肉・筋膜・靭帯(じんたい)で閉じられ、男性では尿道・直腸、女性ではこれらに加えて膣が貫いている。骨盤出口。→骨盤上口
こつばん‐てい【骨盤底】
骨盤腔(こつばんくう)の底にあたる部分。肛門挙筋(こうもんきょきん)・外肛門括約筋・深会陰横筋・尿道括約筋などの筋肉や筋膜・靭帯(じんたい)がハンモック状に張って骨盤下口をふさぎ、膀胱(ぼうこう...
こつ‐まく【骨膜】
硬骨の表面を覆う結合組織の膜。外層は血管に富み、内層に造骨細胞があって、骨の保護・栄養・成長・再生をつかさどる。
こつまく‐えん【骨膜炎】
骨膜に起こる炎症の総称。多くは化膿菌(かのうきん)によって起こる。
こつ‐めいろ【骨迷路】
内耳を構成する、複雑な形をした骨質の空洞。前庭・骨半規管・蝸牛殻(かぎゅうかく)からなり、内側にほぼ同形の膜迷路が納まる。骨性迷路。
こ‐ばち【小蜂】
1 膜翅(まくし)目コバチ上科の昆虫の総称。アシブトコバチ・イチジクコバチなど多くの科のものが含まれる。体長2、3ミリほどで、翅(はね)の脈が退化し、体色は金属光沢のあるものが多い。他の昆虫や植...
こ‐まく【鼓膜】
外耳と中耳との境にあるほぼ円形の薄い膜。音波を受けて振動し、耳小骨、内耳へ伝える。
こまく‐えん【鼓膜炎】
鼓膜の炎症。鼓膜が充血し、膿(うみ)汁がたまることがある。