せきちゅう‐かん【脊柱管】
脊柱を形成する椎骨(ついこつ)の椎孔の連なりでできる管状の腔。髄膜に包まれた脊髄と血管・神経が通る。脊椎管。
せきりょく‐しきかくいじょう【赤緑色覚異常】
赤と緑を識別しにくい色覚異常。先天色覚異常のほとんどがこれにあたり、日本人では男性の20人に一人、女性の500人に一人にみられる。また、視神経や網膜などの疾患に伴って後天的に起こることもある。→...
セクレチン【secretin】
十二指腸の粘膜壁にある特殊な細胞から分泌されるホルモン。血液によって膵臓(すいぞう)に運ばれ、膵液の分泌を促進する。
せっかい‐さつざい【石灰擦剤】
石灰水とごま油などの植物油を等量に混ぜ合わせた、やけどや皮膚・粘膜のただれに塗布する薬剤。
せっしょく‐かんせん【接触感染】
感染源に接触することによって感染すること。皮膚や粘膜などが直接触れあって感染する場合と、病原体が付着したタオルや容器などを介して間接的に感染する場合がある。直接感染。
せっ‐せん【節線】
定常波などで、振幅が零または極小のところを節(ふし)または節(せつ)といい、これを結んでできる線。弦の振動では点、膜や板の振動では曲線や直線となって現れる。
せつ‐もう【雪盲】
雪の反射光、特に強い紫外線により目の角膜・結膜に起こる炎症。雪目(ゆきめ)。《季 冬》
せみ【蝉】
1 半翅(はんし)目セミ科の昆虫の総称。翅(はね)は膜質で透明。頭部は三角形で両側に複眼、その間に単眼が3個あり、管状の口吻(こうふん)をもち、樹液を吸う。雄は腹部に発音器をもち、樹幹などで鳴く...
セラチア‐きん【セラチア菌】
腸内細菌の一種でグラム陰性の桿菌。人に対しては弱毒性だが、体力・免疫力が低下した人に感染すると尿路感染症・気道感染症・心内膜炎・骨髄炎・敗血症などを起こす。
セラミック‐フィルター【ceramic filter】
1 ファインセラミックスの多孔質を材料とする濾過器。樹脂などの有機膜がもたない耐熱性、耐薬品性に優れる。 2 ある特定の周波数の電気信号のみを取り出すフィルター。圧電効果を示すチタン酸ジルコン酸...