ナトリウムカリウム‐エーティーピーアーゼ【ナトリウムカリウムATPアーゼ】
《Na+/K+ATPase》細胞の内側から外側へナトリウムイオンを輸送するはたらきをもつ酵素。細胞膜に存在し、アデノシン三リン酸(ATP)をエネルギー源にナトリウムイオンをくみだし、代わりにカリ...
ナトリウム‐ポンプ
《sodium pump》細胞の内側から外側へナトリウムイオンを輸送する仕組み。ナトリウムイオンをくみだし、代わりにカリウムイオンを取り込む。細胞内のナトリウムイオン濃度を細胞外に比べて常に低く...
なにわみやげ【難波土産】
浄瑠璃注釈書。5巻。三木貞成著。元文3年(1738)刊。義太夫節9曲に注釈・批評を加えたもの。穂積以貫の筆とされる近松門左衛門の聞き書き「虚実皮膜論(きょじつひにくろん)」を収める。
ナノインデンテーション‐ほう【ナノインデンテーション法】
従来の硬さ試験では測定できなかった微小試料や薄膜試料の力学的特性を測定する手法。極小のダイヤモンド圧子を試料に押し当て、その荷重と変位を測定し、試料の硬さ、弾性率、降伏点などを求める。→ナノイン...
ナノスーツ【NanoSuit】
生物の体表に生体適合性をもつ界面活性剤を塗布し、プラズマ重合させた薄膜。平成25年(2013)、針山孝彦らが発明。高真空下で電子顕微鏡を使用する際、化学処理や乾燥処理を伴わず、生物試料をほぼ生き...
ナノポア【nanopore】
膜たんぱく質や人工的に合成された薄膜にある数ナノメートル程度の極小の穴。DNA(デオキシリボ核酸)を1本に分離してこの穴に通し、塩基配列を高速で解析する次世代シーケンサーで用いられる。
なまり【鉛】
炭素族元素の一。単体は青白色の軟らかくて重い金属。融点がセ氏327.5度と低く、加工が容易。耐食性にすぐれ、空気中では表面が酸化されて被膜となり、内部に及ばない。主要鉱石は方鉛鉱。鉛管・電線被覆...
なみだ‐やけ【涙焼け】
犬の目の周りの毛が茶色く変色する現象。結膜炎や鼻涙管の異状などによって涙の量が多くなると起こりやすい。
なんせい‐はくはん【軟性白斑】
網膜にできる境界が不鮮明な白斑。毛細血管が閉塞し、周囲の神経線維が変性したもの。糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などでみられる。→硬性白斑
なんたい‐どうぶつ【軟体動物】
動物界の一門。体は軟らかく、頭・足・内臓からなるが、明らかな区別はできない。外套膜(がいとうまく)で覆われ、多くは体表に石灰質の殻を分泌する。ヒザラガイ・巻き貝類・ツノガイ類・二枚貝類・頭足類な...