たて‐ばし【立(て)箸】
椀に盛った飯の中央に箸を突き立てること。死者に供える一膳飯の作法であることから、嫌い箸の一とされる。仏箸(ほとけばし)。
たんげ【丹下】
姓氏の一。 [補説]「丹下」姓の人物丹下健三(たんげけんぞう)丹下左膳(たんげさぜん)
たんげさぜんよわひゃくまんりょうのつぼ【丹下左膳余話百万両の壺】
山中貞雄監督による映画の題名。昭和10年(1935)公開。百万両のありかを塗りこめた壺をめぐり、丹下左膳と柳生一門が争奪戦を繰り広げるコメディータッチの時代劇。出演、大河内伝次郎、喜代三、山本礼...
だいし‐の‐つえ【大師の杖】
大師講の日、供膳に添える長い箸(はし)。東北・北陸地方では、大師は子沢山であったので、この箸を短く折って分け与えたとか、団子をさして子供を育てたとかいう伝承がある。
だい‐ぜん【大膳】
1 チドリ科の鳥。全長約30センチ。北極圏のツンドラで繁殖し、熱帯地方で越冬する。日本には春・秋に渡来し、海岸・河口・干潟でみられる。 2 「大膳職(だいぜんしき)」の略。
だいぜん‐しき【大膳職】
律令制で、宮内省に属し、宮中の食事や儀式の饗膳(きょうぜん)などをつかさどった役所。おおかしわでのつかさ。
だいぜん‐の‐だいぶ【大膳大夫】
大膳職(だいぜんしき)の長官。
だい‐ひきもの【台引き物】
客への土産として、膳部(ぜんぶ)に添えて出す肴(さかな)・菓子の類。「ありがた加田海布(かだめ)の—」〈浄・宵庚申〉
ちゃかい‐き【茶会記】
茶会の日時・場所・道具立て・懐石膳の献立、参加者の名前などを記したもの。
ちょう‐あし【蝶足】
膳(ぜん)などの足の末端がチョウが羽を広げたような形になっているもの。