い‐しき【居敷き/臀】
1 座。座る場所。座席。「草を敷きて—とせば」〈神功紀〉 2 尻(しり)。「私は其様(そんな)に—が大きうございますかえ」〈人・閑情末摘花〉
しり【尻/臀/後】
[名] 1 人や動物の胴体の後部で、肛門の付近の肉づきの豊かなところ。けつ。おいど。臀部(でんぶ)。 2 動く人や物の後ろ。あと。後方。「行進の—について歩く」 3 物事の一番あと。終わりの部...
しり‐びれ【臀鰭】
魚類の肛門(こうもん)の後方にあるひれ。
でん‐い【臀位】
逆子(さかご)の一種。分娩の際、胎児が臀部を進ませて産道を降下する姿勢。
でん‐い【臀囲】
尻(しり)のまわり。また、その寸法。ヒップ。
でん‐きん【殿筋/臀筋】
臀部(でんぶ)に存在する筋肉の総称。大殿筋・中殿筋・小殿筋など。
でんきん‐そめん【殿筋粗面/臀筋粗面】
大腿骨(だいたいこつ)の後面で、大転子の下方にある細長い粗面。大殿筋が付着する。
でん‐ぶ【臀部】
しりの部分。しり。 [補説]医療関係では「殿部」と書く。
と‐なめ【臀呫】
トンボの雌雄が交尾して、互いに尾をくわえ合い、輪になって飛ぶこと。「蜻蛉(あきつ)の—の如くにあるかな」〈神武紀〉