ほぞくり‐がね【臍繰り金】
《「へそくり」の「へそ」を「臍」と解して「ほぞ」といったもの。「ほそくりがね」とも》ひそかにためた金。へそくりがね。「二十余年に—十二貫五百目になしぬ」〈浮・永代蔵・一〉
ほぞ‐の‐お【臍の緒】
《古くは「ほそのお」》 1 へその緒。臍帯(さいたい)。 2 生まれた子のへその緒を竹刀で切る儀式。また、その役目の人。「御—は殿の上、御乳つけは橘の三位」〈紫式部日記〉
臍(ほぞ)を決(き)・める
「臍を固める」に同じ。「—・めて直談判にのぞむ」
まっしょう‐けつ【末梢血】
血管の中を流れている普通の血液。 [補説]骨髄などの造血臓器にある血液や、臍帯血(さいたいけつ)、リンパ液・組織液などの体液と区別するために用いられる。
まっしょうけつ‐かんさいぼういしょく【末梢血幹細胞移植】
白血病や悪性リンパ腫などの病気に対して行われる、造血幹細胞移植の一つ。血管を流れる血液(末梢血)から採取した造血幹細胞を用いる。患者自身の細胞を用いる自家末梢血幹細胞移植と、白血球の型(HLA)...
ろ‐ぐい【櫓杭/艪杭】
和船で、船尾の櫓床(ろどこ)につける小突起。櫓の入れ子をはめて、櫓をこぐときの支点とする。櫓臍(ろべそ)。