てんか‐いち【天下一】
1 この世に比べるものがないこと。日本一。三国一。「—の板前」 2 近世、「天下一」を名のることを許された鋳物工・陶工・能面師などの家。また、名人を自任する者が、作品につけた銘。
にん・ずる【任ずる】
[動サ変][文]にん・ず[サ変] 1 官職を与える。その役に就かせる。「大使に—・ぜられる」 2 自分の責任・任務とする。「国政に—・ずる」 3 自分がその任務・責任を果たすことができるという自...
ろうざんゆうき【老残遊記】
中国、清末の小説。20回。劉鶚(りゅうがく)作。1906年刊。作者とおぼしき老残と名のる医師が見聞したことを述べ、特に、清廉と自任する官僚の横暴を批判している。