どし【同士】
《「どうし」または「どち」の音変化という》 1 動作・性質・状態などにおいて互いに共通点をもっている人。同じ立場である者。名詞の下に付いて接尾語的にも用いる。「如何に気の弱い—であったろう」〈左...
ドミニック【(フランス)Dominique】
フロマンタンの自伝的小説。1863年刊。幼なじみの年上の女性への憧憬と報われない恋を、故郷の田園風景を背景に描いた心理小説の傑作。
どろぼうにっき【泥棒日記】
《原題、(フランス)Journal du voleur 》ジュネの自伝的小説。1949年刊。
ない‐くん【内君】
他人の妻を敬っていう語。「節蔵氏の—」〈福沢・福翁自伝〉
ながいみち【長い道】
柏原兵三の長編小説。昭和44年(1969)刊。太平洋戦争末期、都会からの疎開児と土地の子供たちとの葛藤を描いた自伝的作品。藤子不二雄Ⓐにより「少年時代」のタイトルで漫画化、その後篠田正浩監督によ...
ながれのほとりにうまれて【流れのほとりに生まれて】
《原題、(ドイツ)An einem Strom geboren》シュミットボンの自伝小説。ライン川下流域に生まれ育った著者による郷土小説の代表作。
にじゅうせいかつ【二重生活】
《原題、(ドイツ)Doppelleben》ドイツの詩人ベンの自伝。1950年刊。
にっ‐しん【日進】
日々に進歩すること。「西洋—の書を読むことは」〈福沢・福翁自伝〉
にんげんのうんめい【人間の運命】
芹沢光治良による自伝的長編小説。3部14巻からなり、昭和37年(1962)から昭和43年(1968)にかけて刊行。昭和40年(1965)、第15回芸術選奨文部大臣賞受賞。のちに加筆・推敲され全1...
にんげんのきずな【人間の絆】
《原題Of Human Bondage》モームによる自伝的長編小説。1915年発表。1934年、ジョン=クロムウェル監督により映画化。