はんじょうにほんばしべんぎく【繁盛にほんばし弁菊】
青島幸男の自伝的小説。昭和60年(1985)刊。
ばい‐かん【陪観】
[名](スル)貴人や目上の人に付き従って一緒に見物すること。「芝居を催し、藩士ばかりに—させる例があって」〈福沢・福翁自伝〉
ばんし‐いっしょう【万死一生】
助かる望みのない危険な状態。また、その状態から、かろうじて助かること。「酷い熱病に罷って、—の幸を得た其とき」〈福沢・福翁自伝〉
ばんにんのみち【万人の道】
《原題The Way of All Flesh》バトラーの自伝的長編。著者の遺作で、没後の1903年に刊行。
ひけ‐もの【引け物】
欠点があるために値引きされている品物。きずもの。「云わば魚の—のようなもので値が安い」〈福沢・福翁自伝〉
ひん‐せい【貧生】
1 貧乏な書生。貧書生。「塾中兎角—が多いので」〈福沢・福翁自伝〉 2 まずしい人。
びだんのしゅっぱつ【美談の出発】
川村晃の短編小説。著者の自伝的作品。昭和37年(1962)発表。同年、第47回芥川賞受賞。
ふかいかわ【深い川】
《原題、(スペイン)Los ríos profundos》アルゲダスの長編小説。1958年刊。孤独な白人少年の目を通してアンデスの民の悲哀を情感豊かに描いた自伝的作品。
ふくおうじでん【福翁自伝】
福沢諭吉の自叙伝。明治32年(1899)刊。平易な談話体で、自伝と、明治啓蒙期の時代相を語ったもの。
ふじ【富士】
「富士山」の略。「一—二鷹(たか)三茄子(なすび)」 静岡県東部、富士山南麓にある市。駿河湾に面し、田子の浦港がある。パルプ・製紙などの工業が盛ん。平成20年(2008)に富士川町を編入。人...