天(てん)知(し)る地(ち)知(し)る我(われ)知(し)る子(し)知(し)る
《「後漢書」楊震伝から。後漢の楊震が賄賂(わいろ)を断るときに言ったという》他人は知るまいと思っても、天地の神々も、自分も、それをするあなたも知っている。悪事は必ずいつかは露見するものだというこ...
てん‐てん【天天】
1 頭をいう幼児語。 2 手で自分の頭を軽くたたく子供の遊び。おつむてんてん。
てん‐でん
《「手に手に」または「手手」の音変化か》 1 各自。めいめい。「—が好き勝手にやっている」 2 その人自身。自分。「おれがことを古狸(ふるだのき)だといふけれど、—は狼(おほかめ)だあ」〈滑・浮...
天(てん)に向(む)かって唾(つばき)を吐(は)く
《上を向いてつばを吐くと、それがそのまま自分の顔に落ちてくるところから》人に害を与えようとして、かえって自分に災いを招くことのたとえ。天を仰いでつばきする。天につばする。 [補説]文化庁が発表し...
てんねん‐し【天然歯】
入れ歯・差し歯などの人工歯に対して、もとからある自分の歯。乳歯や永久歯のこと。
てんねん‐しぜん【天然自然】
《同じ意味の語を重ねて強調したもの》 1 人為によらないで存在するものや現象。「—の美」 2 (副詞的に用いて)物事がおのずから起こるさま。ひとりでに。「—自分を開放してしまった」〈漱石・明暗〉
天秤(てんびん)に掛(か)・ける
1 二つのものの優劣や軽重、利害得失などを比較する。「結婚と仕事を—・ける」 2 対立する二つのものの両方に関係をつけておき、どちらを選んでも自分に損がないようにする。両天秤を掛ける。「二人を—...
天(てん)を怨(うら)みず人(ひと)を尤(とが)めず
《「論語」憲問から》自分の身がいかに不遇でも、天を恨まず、また人をとがめず、みずから反省して修養に努める。
テーブル‐スピーチ
《(和)table+speech》会食のときなどに、自分の席で行う簡単な話やあいさつ。「結婚披露宴の—」 [補説]英語ではafter-dinner speech
ディー‐アイ‐ワイ【DIY】
《do-it-yourself》しろうとが自分で何かを作ったり、修繕したりすること。日曜大工。ドゥイットユアセルフ。 [補説]第二次大戦後のロンドンで、廃墟に立った元軍人たちが「何でも自分でやろ...