ふ‐びん【不敏】
[名・形動] 1 機敏でないこと。また、そのさま。「小さい穴を、木村は—にして見付けなかったのである」〈鴎外・田楽豆腐〉 2 才知・才能に乏しいこと。また、そのさま。多く自分のことをへりくだって...
ふ‐ほんい【不本意】
[名・形動]自分の本当の望みとは違っていること。また、そのさま。「けがの多い—な年だった」「—ながら承知する」
ふぼ‐の‐くに【父母の国】
自分の生まれた国。祖国。故国。「—を尻引っからげて去り給ふは」〈根無草〉
ふみ‐かぶり【踏み被り】
1 落とし穴。〈日葡〉 2 自分から招いた不利益。「皆手前の—」〈浄・淀鯉〉
ふみ‐かぶ・る【踏み被る】
[動ラ四] 1 踏みはずして水たまりや穴などに落ち込む。「三条通の屋根にやすみて、—・りて落ち」〈咄・春の山〉 2 自分でしたことから不利益をこうむる。「子故の闇に—・り」〈浮・世間猿〉 3 踏...
ふみ‐だし【踏(み)出し】
1 足を前に出して地面につけること。また、仕事などに取りかかること。 2 相撲で、相手が技を掛けていないのに、自分から土俵の外に出ること。
フランス‐そう【フランス装】
仮綴(と)じ装本の一。綴じただけで裁断せず、縁を折り曲げた紙表紙などをかぶせた装本。ペーパーナイフでページごとに切って読む。本来は、愛書家が自分用に装丁し直すためのもの。フランスとじ。
フリー‐バッティング【free batting】
野球で、自分の打ちやすいボールを投げてもらって打つ打撃練習。
ふる‐さと【古里/故里/故郷】
1 自分の生まれ育った土地。故郷(こきょう)。郷里。「—に帰る」 2 荒れ果てた古い土地。特に、都などがあったが今は衰えている土地。「君により言の繁きを—の明日香(あすか)の川にみそぎしに行く」...
ふるさとのうぜい‐せいど【ふるさと納税制度】
納税者が自分で選んだ自治体に寄付した場合に、所定の自己負担額を除く全額が所得税および住民税から控除される制度。平成20年度(2008)から導入。 [補説]生まれ故郷に限らず、任意の都道府県や市区...