み‐しらず【身知らず】
［名・形動］ １ 自分の身分や能力を考えないこと。また、そのさま。身のほど知らず。「—な（の）望み」 ２ からだを大切にしないこと。また、そのさま。「—な無茶をする」
み‐じんまく【身慎莫】
１ 身なりを整えること。みじたく。「はやく切あげて、脱しようと—をしている最中」〈魯文・安愚楽鍋〉 ２ 自分のことをきちんと自分で行うこと。自分で生計を立てること。「自分の—もする代りに、病人の...
みずかけ‐ろん【水掛（け）論】
両者が互いに自説にこだわって、いつまでも争うこと。また、その議論。互いに自分の田に水を引こうと争うことからとも、水の掛け合いのように勝敗の決め手のない論争の意からともいう。
み‐ず‐から【自ら】
《「み（身）つから」の音変化。「つ」は「の」の意の助詞。身そのもの、の意》 
［名］自分。自分自身。「彼は—の力で勝った」「—をかえりみる」 
［代］一人称の人代名詞。多く、身分の高い女性が自分...
自(みずか)ら持(じ)・する
自分で自分を引きしめてくずれないようにする。「大事を前に—・する」
自(みずか)ら卑(ひく)うすれば尚(たっと)し
《「史記」商君伝から》自分のほうからへりくだった態度でいれば、自然に人から尊敬される。
自(みずか)ら墓穴(ぼけつ)を掘(ほ)る
自分で自分を破滅に導く。
みず‐げんか【水喧嘩】
日照りのときに、農民が互いに自分の田に多く水を引こうとして争うこと。水論。水争い。《季 夏》
みずのみ‐びゃくしょう【水呑み百姓】
江戸時代、自分の田畑を持たず、検地帳に登録されない小作・日雇いなどの下層農民。貧しい農民。無高百姓。→本百姓
水(みず)を向(む)・ける
１ 霊前に水を手向ける。 ２ 相手の関心が自分の思う方向に向くように誘いをかける。「それとなく—・ける」
