もらい‐ご【貰い子】
他人の子をもらい、自分の子として育てること。また、その子。もらいっこ。
もらい‐なき【貰い泣き】
[名](スル)他人の泣くのに誘われて自分も一緒に泣くこと。
もらい‐び【貰い火】
1 よそから出た火事で自分の家も焼けること。類焼。 2 よそから火種をもらうこと。
もら・う【貰う】
[動ワ五(ハ四)] 1 贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとする。「金を—・う」「便りを—・う」「賞を—・う」「元気を—・う」「勇気を—・う」 2 頼んで手に入れる。得る。「許可を—・う...
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)
《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあることから》一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。両刃の剣。
や‐おう【野翁】
田舎の老人。野老。村老。また、老いた自分をへりくだっていう語。「—恙(つつが)なく」〈芭蕉書簡〉
やく‐おとし【厄落(と)し】
[名](スル) 1 「厄払(やくはら)い1」に同じ。 2 厄年を迎える人が、大みそかや節分の夜に、自分の年の数だけ包んだ銭や豆、または、ふんどしを道に捨てるなどの風習。「さる大名の御—の金子四百...
やく‐づくり【役作り】
演劇・映画などで、役者が自分の役について演技・扮装(ふんそう)などを工夫すること。
薬籠(やくろう)中(ちゅう)の物(もの)
《薬箱の中の薬品の意から》必要に応じて自分の思いどおりに利用できるものや人のたとえ。自家薬籠中の物。「部下を—とする」
やく‐わり【役割】
1 役目を割り当てること。また、割り当てられた役目。「大切な—をになう」「自分の—を確実に果たす」 2 社会生活において、その人の地位や職務に応じて期待され、あるいは遂行しているはたらきや役目。...