きき‐お・く【聞(き)置く】
[動カ五(四)] 1 自分の意見は言わないで、人の話を聞くだけにしておく。「参考までに—・くにとどめる」 2 聞いて心にとめる。「家の伝へにて—・ける事あり」〈今昔・二五・九〉
きき‐だ・す【聞(き)出す】
[動サ五(四)] 1 自分の知りたいことなどを、聞いてさぐり出す。「相手の本心を—・す」 2 聞くことを始める。聞き始める。「四月から英会話講座を—・す」 3 においをかいで知る。「食(めし)の...
き‐きゅう【企及/跂及】
[名](スル)計画を立て努力して到達すること。また、肩を並べること。匹敵すること。「自分には、彼等の到底—し難い芸術上の天才がある」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
きぎょう‐いしき【企業意識】
労働者の生活の向上は自分の属する企業の繁栄によるのであり、企業あっての労働者であるとする考え方。
き・く【聞く/聴く】
[動カ五(四)] 1 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。「物音を—・く」「見るもの—・くものすべてが珍しい」「鳥の声も—・かれない」 2 (聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。「名曲を—・く」...
き‐ぐらい【気位】
自分の品位を誇り、それを保とうとする心の持ち方。「—が高い人」
き‐こつ【気骨】
自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気。「—のある若者」
き‐こな・す【着熟す】
[動サ五(四)]衣服を自分に似合うように、じょうずに着る。「はでな色をさりげなく—・す」
き‐さん【帰山】
[名](スル)僧が自分の寺へ帰ること。
箕山(きざん)の志(こころざし)
《尭帝が自分に位を譲ろうとするのを聞いた許由(きょゆう)が、それをことわり箕山に隠れ住んだという「晋書」向秀伝の故事から》世俗の名利をさけて操を守り通そうという志。隠遁(いんとん)の志。