ぐう‐もく【寓目】
[名](スル)目を向けること。注目すること。「著者は自己の—した本と、買い得て蔵していた本とを挙げている」〈鴎外・渋江抽斎〉
ぐしんらいさん【愚神礼讃】
《原題、(ラテン)Encomium Moriae》エラスムスの著書。1511年刊。痴愚女神の自己礼讃の形式で、哲学者・神学者の空虚な論義、聖職者の偽善などを鋭く風刺し、人文主義の立場から支配者・...
ぐぜい‐の‐うったえ【虞芮の訴え】
互いに自己の利益を主張して訴えること、また、自己の非を悟り訴えを取り下げることのたとえ。 [補説]昔、中国で虞・芮の2国が田を争い、周の文王の裁決を求めて周に行ったところ、周では、耕す者はあぜを...
ぐん‐ちのう【群知能】
自然界における生物の群れのふるまいを模した人工知能。アリや魚などの群れを構成する個体は、単純な行動規則をもちながら、周囲の個体や環境に応じて行動する。これらが多数集まったときにみられる自己組織化...
けいけん‐しゅぎ【経験主義】
1 「経験論」に同じ。 2 理論よりも自己の経験のほうを重視し、もっぱらそれによって物事を判断しようとする態度。
けいざい‐ぶつりがく【経済物理学】
経済学の一分野で、経済現象を物理学的な観点から研究する学問分野。株式や為替、大量の市場データを対象として、主に統計力学的手法を用い、それらの挙動を分析する。また、種々の経済現象を複雑系と見なし、...
けい‐はつ【啓発】
[名](スル)《「論語」述而の「憤せざれば啓せず、悱(ひ)せざれば発せず」から》人が気づかずにいるところを教え示して、より高い認識・理解に導くこと。「彼の意見には—された」「自己—」
けいやく‐しんたく【契約信託】
委託者と受託者が契約を交わすことによって成立する信託。→遺言信託 →自己信託
けん‐お【嫌悪】
[名](スル)憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。「不正を—する」「—感」「自己—」
けんこうほけん‐こうれいじゅきゅうしゃしょう【健康保険高齢受給者証】
70〜75歳の健康保険被保険者・被扶養者が医療機関で診察を受けた際に窓口で支払う自己負担の割合を示す証明書。所得の状況などによって、1〜3割負担のいずれかが記載されている。高齢受給者証。