デガージュマン【(フランス)dégagement】
哲学で、新しい自由な企てを将来に向けて投げかける場合に、自己拘束から自己を解放すること。⇔アンガージュマン。
デット‐エクイティー‐スワップ【debt equity swap】
債務の株式化のこと。債権者が、企業の債務を免除する代わりに、その企業の株式を取得する金融手法。巨額の債務を抱えて経営難に陥った企業の再生手段として、銀行などの金融機関が用いることが多い。企業側は...
デフォルト‐モード‐ネットワーク【default mode network】
なんらかの思考や関心や注意を伴わない、ぼんやりと安静状態にある脳が示す神経活動。脳の血流量の変化を可視化するfMRIを用いると、何もしない安静時にのみ、活動が活発になる脳の領域が複数存在し、互い...
デミアン【Demian】
ヘッセの長編小説。1919年、匿名で発表。主人公シンクレールが、神秘的な少年デミアンを通して真の自己を発見していく過程を描く。
デモンストレーション‐こうか【デモンストレーション効果】
個人の消費が、自己の所得だけでなく、周囲の人々の消費水準や消費行動によって影響を受けること。
でんしんゆうらく【田紳有楽】
藤枝静男の短編小説。自己の真実と非現実の世界を織り交ぜた私小説。昭和51年(1976)刊行。同年、第12回谷崎潤一郎賞受賞。
とい‐や【問屋】
1 商法上、自己の名で他人のために物品の販売や買い入れをするのを業とする者。→とんや(問屋) 2 江戸時代、荷主から委託された貨物を販売したり、または、商品を仕入れて販売したりした卸売商人。中世...
とう‐かく【統覚】
《apperception/(ドイツ)Apperzeption》 1 哲学で、知覚表象などの意識内容を自己の意識として総合し統一する作用。 2 心理学で、表象が意識に入ってはっきりと知覚されること。
とうちょう‐れんごうや【頭頂連合野】
大脳の頭頂葉にある連合野。感覚野や運動野に属さない部位であり、外界の知覚・認識、運動の制御をはじめ、多くの機能をもつ。空間内における自己認識、自己の運動と対象物の相互関係などの情報処理を担ってい...
とう・ぶ【賜ぶ/給ぶ/食ぶ】
《「たまう」あるいは「たぶ」の音変化で、主として平安時代に用いた》 [動バ四] 1 「与える」「授ける」の意の尊敬語。上の人から下の人へ与える。お与えになる。くださる。「たまう」よりも与える相...