かがく‐しんわりょく【化学親和力】
化合物をつくる際に元素間に働くと考えられる結びつきやすさ。化学反応に伴う発熱量などが尺度とされたが、現在では熱力学的に定義され、自由エネルギーの減少とされる。
かがく‐ポテンシャル【化学ポテンシャル】
混合物中に存在する一つの成分1モル当たり、または1分子当たりの、定温・定圧下での自由エネルギー。
かく‐ぎょう【角行】
将棋の駒(こま)の名。斜めに自由に動け、成ると竜馬(りゅうめ)となって、さらに前後左右に1間(けん)ずつ動ける。飛車とともに大駒の一。角。かくこう。
かくさん‐おんじょう【拡散音場】
ある空間内で、音のエネルギー密度がどこも一様で、かつエネルギーの流れが等方的な音場。残響室はこの拡散音場に近く、音響材料の遮音性能や吸音率の測定などに用いられる。→自由音場 →半自由音場
かく‐じゅん【恪遵/恪循】
[名](スル)つつしんでそれに従うこと。「そが命令に—するよりは他事なかるべし」〈中村訳・自由之理〉
かく‐とく【獲得】
[名](スル)手に入れること。努力して自分のものにすること。「自由を—する」「政権—」
かくふく‐せんそう【角福戦争】
昭和50年代前後に自由民主党内で繰り広げられた、田中角栄と福田赳夫との間の政争。佐藤栄作首相の後継を巡る争いに端を発し、一般に田中派が勝利したとされる。
かく‐ほ【確保】
[名](スル) 1 確実に手に入れること。失わないように、しっかりと保つこと。「人員を—する」 2 人のからだをしっかりつかまえること。自由に行動させないこと。「容疑者の身柄を—する」 3 登山...
かご‐の‐とり【籠の鳥】
1 籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。また、そのような境遇の人。籠の中の鳥。 2 《1の境遇から》遊女。「—なる梅川に焦がれて通ふ廓雀(さとすずめ)」〈浄・冥途の飛脚〉
かさぎ‐れんが【笠着連歌】
中世以降、寺社の祭や法会に行われ、参詣人などが自由に参加できた、庶民的な連歌。着座した連衆(れんじゅ)以外は、立ったまま笠もぬがずに句を付けたので、この名がついた。花の下(もと)連歌の流れをくむもの。