さし‐むき【差(し)向き】
[副] 1 さしあたり。今のところ。当面。「—金には困らない」 2 いってみれば。さしずめ。「—あたしア、ハゲ頭の重役ってところかね」〈獅子文六・自由学校〉
サソルバーグ【Sasolburg】
南アフリカ共和国北東部、自由州の都市。ヨハネスブルクの南約80キロメートル、バール川沿いに位置する。石炭液化をはじめ化学工業が盛ん。
さとう‐は【佐藤派】
自由民主党にあった派閥の一。木曜研究会・周山会の通称。佐藤栄作が、吉田学校のライバルだった池田勇人と袂を分かって結成。のちの平成研究会につながる。→田中派
サハロフ‐しょう【サハロフ賞】
欧州議会が、人権や思想・表現の自由を守る活動に功績のあった人物または団体に贈る賞。1988年、ソ連の物理学者サハロフにちなみ創設された。 [補説]正式名称はSakharov Prize for ...
さびし・む【寂しむ/淋しむ】
《形容詞「さびし」の動詞化》 [動マ五(四)]寂しがる。寂しく思う。「もっと自由な傲慢を—・みたいためだと」〈康成・禽獣〉
[動マ下二]寂しがらせる。寂しいと思わせる。「去ればとて—・め奉る...
サモボル【Samobor】
クロアチア北西部の都市。首都ザグレブの西郊、サバ川の支流グラドナ川沿いに位置する。13世紀半ば、ハンガリー王ベーラ4世により自由都市に認められた。同国きっての盛大なカーニバルや、クリスタルガラス...
さる‐かん【猿環】
釣り糸などのよりもどしに使う、自由に回転する金物の環(わ)。よりもどし。
さるざとう【猿座頭】
狂言。勾当(こうとう)が妻と花見をしていると、猿引きが、勾当の目が不自由なのにつけこんで妻に言い寄る。勾当は妻を帯で結びつけるが、猿引きは猿と結び替えて妻を連れて逃げる。
さんいつ‐かてい【散逸過程】
熱平衡にない物質系において、摩擦によって力学的エネルギーや電気エネルギーが熱に転化する不可逆変化。熱力学における自由エネルギーの減少に相当する。しばしば秩序だった巨視的な構造が生み出される場合が...
三界(さんがい)の首枷(くびかせ)
1 過去・現在・未来にわたり自由を束縛するもの。また、現世の苦悩のもととなるもの。恩愛の情の類。 2 《「子は三界の首枷」という諺から》子供。「—はみな片付けたりと」〈浮・万金丹・一〉