し‐がん【至願】
ひたすらに願うこと。また、その願い。「赫然宸怒天誅の勅諚在せらるるよう—におよぶ所なり」〈染崎延房・近世紀聞〉
し‐き【至貴】
この上もなく尊いこと。
し‐きゅう【至急】
1 非常に急ぐこと。大急ぎ。「—の用件」「—お帰りください」「—便」 2 「至急電報」の略。
しきゅう‐でんぽう【至急電報】
かつて行われていた特殊取扱電報の一。普通電報より先に送信の手続きがとられる。略号は、和文ではウナ、欧文ではD。ウナ電。
し‐きょう【至境】
到達することのできる最高の境地。「芸道の—をきわめる」
し‐きん【至近】
非常に近いこと。「—距離」「—弾」
しきん‐きょり【至近距離】
きわめて近い距離。「—から弾丸を発射する」
しきんきょり‐しゃげき【至近距離射撃】
至近距離で敵と遭遇した場合に行う射撃。目標を迅速かつ正確に識別し射撃する技術が要求される。
し‐ぐ【至愚】
[名・形動]非常におろかなこと。また、そのさま。「—なる者も甚だ少なく至智なる者も甚だ稀なり」〈福沢・文明論之概略〉
し‐げい【至芸】
きわめつくした最高の芸。芸の極致。「名人上手の—」