けい‐ぜつ【鶏舌】
「鶏舌香」の略。けいぜち。「—纔(わづか)に風力に因りて散ず」〈菅家文草・一〉
けいぜつ‐こう【鶏舌香】
《形が鶏の舌に似ているところから》薫香(くんこう)の名。丁字(ちょうじ)の類。
け‐づくろい【毛繕い】
けものが、舌やつめなどを使って毛並みを整えること。→グルーミング
煙(けむ)に巻(ま)・く
大げさなことや相手の知らないようなことばかりを言い立てて、相手を圧倒したり、ごまかしたりする。「巧みな弁舌で人を—・く」 [補説]この意味で「けむりにまく」と読むのは誤り。
懸河(けんが)の弁(べん)
水を上から流すように、とどこおりなく弁舌を振るうこと。「滔々(とうとう)たる—」
けん‐もん‐かく‐ち【見聞覚知】
仏語。六識の働き。見ること(眼識)・聞くこと(耳識)・覚(さと)ること(鼻識・舌識・身識)・知ること(意識)。
言言(げんげん)火(ひ)を吐(は)・く
言葉の一つ一つに激しい勢いがある。「—・く弁舌」
げん‐りょう【現量】
[名](スル)インドの認識論で、直接知覚すること。目・耳・鼻・舌・身の感覚器官と外界の事物との接触から生じるとされる。
こ【鼓】
[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]つづみ 〈コ〉 1 打楽器の一。つづみ。たいこ。「鼓笛/羯鼓(かっこ)・軍鼓・鐘鼓・太鼓」 2 つづみを打つ。たたく。「鼓吹・鼓動・鼓腹・鼓膜」 3 奮い立...
こう【喉】
[常用漢字] [音]コウ(漢) [訓]のど のど。のどぶえ。「喉舌・喉頭/咽喉(いんこう)」