きほん‐あじ【基本味】
《「きほんみ」とも》味覚の基本となる要素。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の五つ。舌などにある味蕾(みらい)で受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。 [補説]基本味以外の辛味・渋味・えぐ味・金...
きゅうだん‐せん【九段線】
《Nine-dotted Line》中国が南シナ海での領有権を主張するため、地図上に独自に設定した9本の境界線。U字型の破線をなし、南シナ海のほぼ全域を囲む。その形から「U字線」「牛の舌」ともよ...
きゅうちゃく‐おん【吸着音】
肺には関係なく、前後2か所で閉鎖を作ることにより、舌打ちをするようにして発音される言語音。アフリカのコイサン語族に属する言語やバンツー諸語に観察される。舌打ち音。クリック。
き‐ゆ【覬覦】
[名](スル)身分不相応なことをうかがい望むこと。「鴃舌(げきぜつ)の蛮夷(ばんい)神州を—しに来たかと疑猜(うたが)い憤りて」〈露伴・寝耳鉄砲〉
きょうわえんぜつ‐じけん【共和演説事件】
明治31年(1898)、第一次大隈内閣の文相尾崎行雄の舌禍事件。金権万能の現状を批判し、日本が共和制になったら、三井・三菱が大統領候補になるだろうとの演説が不敬とされ、尾崎は辞任、内閣崩壊のきっ...
きょく‐ど【極度】
[名・形動] 1 物事の程度の限界のところ。極限。「此孔雀の舌の料理は…豪奢風流の—と」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 程度のはなはだしいこと。また、そのさま。「—に緊張する」
き‐りん【麒麟】
1 偶蹄(ぐうてい)目キリン科の哺乳類。首と脚が長く、頭頂までの高さは6メートルに達し、アカシアなど高木の葉を食べる。舌が長く、雌雄とも角をもつ。体表は黄白色の地に栗色・砂色などの斑があり、網目...
きんいしゅくせいそくさく‐こうかしょう【筋萎縮性側索硬化症】
神経線維が破壊されて筋肉が萎縮していく進行性の難病。指定難病の一つ。脊髄や脳の運動神経が変性し脱落するために起こるとされるが、詳しい原因は不明。手足やのど・舌の筋肉が次第に弱まり、手が握れない、...
ぎゅう‐タン【牛タン】
《「タン」はtongue(舌)から》食用としての、牛の舌。焼き肉やシチューなどに用いる。
ギリー【gillie】
《従僕の意》伝統的な靴の一種で、舌革がなく、ひもを甲部の皮革製の環に通して留めるようにしたもの。昔、スコットランドの高地の従僕がはいていたことから。