しゃ‐てい【舎弟】
1 自分の弟。実の弟。また、弟分。「—がお世話になっております」⇔舎兄。 2 他人の弟。「—は幾つになられた」〈本庄陸男・石狩川〉
しゃな【遮那/舎那】
「毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)」の略。 [補説]顕教では「舎那」、密教では「遮那」と表す。
しゃ‐ひ【舎費】
寄宿舎などを維持するために、そこに住む人が支払う費用。
さり【舎利】
⇒しゃり(舎利)
しゃり【舎利】
《(梵)śarīraの音写。身骨と訳す》 1 仏や聖者の遺骨。特に釈迦(しゃか)の遺骨をさし、塔に納めて供養する。仏舎利(ぶっしゃり)。 2 火葬にしたあとの遺骨。「お—になって砂に埋まっちゃや...
しゃり【舎利】
謡曲。五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺(せんにゅうじ)で仏舎利を拝んでいると、足疾鬼(そくしつき)が舎利を奪って飛び去るが、韋駄天(いだてん)が取り返す。
しゃり‐え【舎利会】
仏舎利を供養する法要。舎利講。舎利講会。
舎利(しゃり)が甲(こう)にな・る
《舎利は火葬してくだけた骨、甲はよろいの意》とてもありえないことのたとえ。甲が舎利になる。
しゃり‐こう【舎利講】
⇒舎利会(しゃりえ)
しゃり‐こうえ【舎利講会】
⇒舎利会