うら‐かた【裏方】
1 芝居で、舞台の裏側で働く人。大道具・小道具・衣装・音響・照明などの係、伝統芸能での囃子方(はやしかた)など。→表方(おもてかた) 2 表立たず、陰で実質的な仕事を引き受け、すすめる人。「大会...
うられたはなよめ【売られた花嫁】
《原題、(チェコ)Prodaná nevěsta》スメタナ作曲のオペラ。1866年プラハで初演。ボヘミアの農村を舞台に若者の恋愛を扱った、チェコ国民歌劇の代表作。
うれてゆくなつ【熟れてゆく夏】
藤堂志津子の中編小説。北海道のリゾートホテルを舞台に、男女の愛と性、孤独や焦燥を描く。昭和63年(1988)刊行。同年、第100回直木賞受賞。
うん‐き【雲気】
1 雲。また、雲の動き。 2 空中に立ち上る異様の気。昔、天文家や兵術家が天候・吉凶などを判断する根拠にしたもの。「—を考えて見るにそんな事ではないかと思う」〈福沢・福翁自伝〉 3 歌舞伎で、舞...
エジンバラ‐じょう【エジンバラ城】
《Edinburgh Castle》英国スコットランドの都市エジンバラにある城。旧市街中心部に聳(そび)えるキャッスルロックという岩山の上に建つ。イングランドとの攻防の舞台となり、幾度となく破壊...
エッケハルト【(ドイツ)Ekkehard】
シェッフェルの歴史小説。1855年刊。中世スイスの修道院を舞台とする作品。
えのけんのちゃっきりきんた【エノケンのチャッキリ金太】
山本嘉次郎監督による映画の題名。昭和12年(1937)公開。明治時代を舞台に、すりの金太が密書を盗んだことから命を狙われるコメディー。出演、榎本健一(エノケン)、二村貞一ほか。
えびすやきへえてびかえ【恵比寿屋喜兵衛手控え】
佐藤雅美の時代小説。江戸時代の公事宿が舞台。平成5年(1993)刊行。同年、第110回直木賞受賞。
エピキュリアン‐マリウス【エピキュリアン・マリウス】
《原題Marius the Epicurean》ペーターの長編小説。1885年刊。全2巻。マルクス‐アウレリウス帝時代のローマを舞台に、青年マリウスの精神の遍歴を描いた教養小説。
エフェクト【effect】
1 効果。効力。 2 舞台や放送などで用いる擬音効果。「サウンド—」