サムター‐ようさい【サムター要塞】
《Fort Sumter》米国サウスカロライナ州南東部の港湾都市チャールストンにある要塞。19世紀に砂州の上に花崗岩(かこうがん)の土台を築き、煉瓦(れんが)造りで建造された。南北戦争開戦の舞台...
サムルノリ
《(朝鮮語)》伝統的な4種の打楽器で演奏する、韓国の音楽。民俗芸能である農楽を、舞台芸術として再構成したもの。 [補説]サムルは漢字で「四物」と書き、ノリは「遊び・演技」の意。4種の打楽器とは、...
サラミス‐とう【サラミス島】
《Salamis/Σαλαμίς》ギリシャ中部、サロニコス湾に浮かぶ島。現代名サラミナ島。アテネの西方約20キロメートルに位置し、本土との間に橋が架かっている。主な町はサラミス。紀元前480年、...
サランボー【Salammbô】
フロベールの長編小説。1862年刊。第一次ポエニ戦争直後のカルタゴを舞台に、勇将アミルカルの娘サランボーと反乱を起こした傭兵(ようへい)の指揮者マトとの悲恋を描く。
さ・る【去る】
[動ラ五(四)] 1 《本来は移動する意で、古くは、遠ざかる意にも近づく意にもいう》 ㋐ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。遠ざかる。「故郷を—・る」「この世を—・る」「片時も...
サンガルガーノ‐しゅうどういん【サンガルガーノ修道院】
《Abbazia di San Galgano》イタリア中部、トスカーナ州の都市シエナ郊外にあるシトー会修道院跡。12世紀後半に修道院が創設され、13世紀半ばにゴシック様式の教会が建造された。1...
さん‐げき【惨劇】
悲惨な内容の演劇。転じて、殺人などのむごたらしい出来事。「—の舞台となった町」
さん‐だん【三段】
1 三つの段・段階。また、第3の段・段階。 2 歌舞伎の大道具の一。高足の二重舞台に設置する三段の階段。これに赤毛氈(もうせん)をかけ、幕切れに舞台前に押し出し、役者がこの上で見得を切るのに用いる。
さんにんのおんな【三人の女】
《原題Three Lives》スタインの短編小説集。1909年刊。19世紀後半、米国東部の都市ボルチモアを舞台に、下級階層に属する3人の女性の人生を描く。「お人好しのアンナ」「メランクタ」「やさ...
さん‐の‐まつ【三の松】
能舞台で、橋懸かりの前の白州に等間隔に植えられた3本の若松のうち、いちばん揚げ幕寄りの松。懸かりの松。