そっきょうしじん【即興詩人】
《原題、(デンマーク)Improvisatoren》アンデルセンの小説。1835年刊。イタリアを舞台に、詩人アントニオの遍歴の旅と、友情、恋を描く。森鴎外の翻訳が有名。
そで【袖】
1 衣服の身頃(みごろ)について、両腕を覆うもの。和服ではたもとの部分を含めていう。「—をたくしあげる」 2 建造物・工作物などの本体の両わき、または片方にあるもの。門のわきの小さな門、机のわき...
そで‐まく【袖幕】
劇場の舞台左右の端に下がっている幕。
そで‐やま【袖山】
1 和服で、袖の上端の折り目になる部分。 2 洋服で、袖付けの山形になった部分全体。また、その頂点。 3 芝居の大道具で、舞台の袖の張り物に描かれた背景の山。
ソドムのいち【ソドムの市】
《原題、(イタリア)Salò le 120 giornate di Sodoma》1975年製作のイタリア・フランス合作映画。パゾリーニ監督の遺作。サドによる未完の小説を原作に、舞台を20世紀の...
それからのおにがしま
川崎洋の文、国松エリカの絵による創作絵本。平成16年(2004)刊。昔話「桃太郎」のその後の鬼ヶ島を舞台に、鬼と人間との異文化交流を描く。
たいこ‐ざ【太鼓座】
能舞台の囃子(はやし)座のうちで、太鼓方のすわる所。舞台奥の後座(あとざ)の、向かって左のあたり。
たい‐じょう【退場】
[名](スル) 1 会場・競技場などから出て行くこと。「選手団が—する」「—処分」⇔入場。 2 俳優などが、舞台から引き下がること。「下手(しもて)に—する」⇔登場。
たいはく‐さんみゃく【太白山脈】
⇒テベクさんみゃく
金史良の長編歴史小説。昭和18年(1943)「国民文学」誌に発表した日本語作品。
金達寿の長編小説。未完。昭和44年(1969)刊。昭和29年(1954)刊行の「玄界灘...
たいようのこ【太陽の子】
灰谷健次郎の児童文学作品。昭和53年(1978)刊行。挿絵は田畑精一。神戸に住む少女ふうちゃんは、父親が精神を病んだきっかけを調べる過程で、沖縄戦の歴史を知る。昭和55年(1980)、「太陽の...