かさ‐こそ
[副]乾いた枯れ葉や紙などが軽く触れあって発するかすかな音を表す語。「風で枯れ葉が—と舞い上がる」
かさね【累】
承応・寛文(1652〜1673)ごろ、下総(しもうさ)の羽生(はにゅう)村にいたという醜女(しこめ)。夫与右衛門に殺され、その怨念は一族にたたったという。歌舞伎や浄瑠璃に脚色され、近世演劇に累...
かさね‐しょうぞく【襲装束】
舞楽で舞人が着用する装束の一。鳥兜(とりかぶと)・袍(ほう)・半臂(はんぴ)・下襲(したがさね)・指貫(さしぬき)・忘れ緒・糸鞋(しがい)・踏掛(ふがけ)などからなる。また、略式で楽人も用いる。...
かさぶたしきぶこう【かさぶた式部考】
秋元松代の戯曲。3幕。昭和40年(1965)に放映されたテレビドラマ「海より深きかさぶた式部考」のシナリオを舞台劇用に書き換えたもの。昭和44年(1969)初演。同年、第11回毎日芸術賞受賞。
カサブランカ【Casablanca】
米国の映画。1942年作。監督はマイケル=カーティス。主演はボガートとバーグマン。第二次大戦下のモロッコの港町カサブランカを舞台にした恋愛映画。第16回アカデミー賞で3部門を受賞した。
かざ‐おと【風音】
1 風の吹く音。かぜおと。 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓を小刻みに打ちつづけて、風の吹く音やすきま風の感じを表すもの。
かざ‐はな【風花】
《「かざばな」とも》 1 晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪。山岳地帯の雪が上層気流に乗って風下側に落ちてくるもの。《季 冬》「山国の—さへも荒けなく/虚子」 2 初冬のころの晴れた日、風が吹...
かし‐いしょう【貸(し)衣装】
使用料を取って貸す洋服や和服。婚礼などの儀式用の他、パーティー・舞台用などがある。
かしこく‐も【畏くも】
[副]申すも恐れ多いことに。おそれおおくも。もったいなくも。「—御見舞いを賜る」
かしま‐おどり【鹿島踊(り)】
1 民俗芸能の一。鹿島の事触(ことぶ)れの影響がみられる、多くは青年たちによる集団舞踊。神奈川県小田原市を中心とした足柄地方、静岡県熱海市周辺から伊豆半島東海岸などに分布。弥勒(みろく)踊り。 ...