こくさい‐かいきょう【国際海峡】
二つの公海または排他的経済水域を結び、国際航行に使用される海峡。すべての船舶と航空機の通過通航権が認められる。マラッカ海峡や津軽海峡・宗谷海峡など。
こくさい‐かせん【国際河川】
数か国の領域を貫流し、または国境となっている河川で、条約によってすべての国に航行の自由が認められているもの。ドナウ川・ライン川など。
こくれん‐かいようほうじょうやく【国連海洋法条約】
《「海洋法に関する国際連合条約」の通称》海洋に関する権利・義務などを包括的に規定した多国間条約。国際関係の歴史の中で発展してきた海洋に関する慣習法を法典化したもの。全17部320条の本文と九つの...
ごそう‐せんだん【護送船団】
敵国の破壊活動や海賊の略奪行為などから、軍用・民間のタンカー・貨物船・輸送船を守るために、武装した船舶や航空機などで護衛しながら航行する船団。護衛船団。→護送船団方式
ごそうせんだん‐ほうしき【護送船団方式】
《護送船団は最も速度の遅い船舶に合わせて航行するところから》特定の産業において、最も体力のない企業が落伍しないよう、監督官庁がその産業全体を管理・指導しながら収益・競争力を確保すること。特に、第...
ごだいりき‐せん【五大力船】
積み荷用の内海航行の和船。百石ないし三百石程度の荷物を積むことができ、五大力の名があった。
ご‐とまり【五泊】
奈良時代から鎌倉中期、瀬戸内海を航行して難波(なにわ)に入る船が停泊した五つの港。檉生泊(むろうのとまり)(たつの市)・韓泊(からのとまり)(姫路市)・魚住泊(うおずみのとまり)(明石市)・大輪...
さいひょう‐せん【砕氷船】
氷海の氷を砕きながら航行できるように設計された船。日本では南極航海で宗谷、次いでふじ、しらせが活躍した。《季 冬》「闃(げき)として—も横はる/碧梧桐」
しお‐まち【潮待ち】
1 船の航行に適した潮を待つこと。 2 よい時機・機会を待つこと。「うら茶屋ばいりの—もたいぎだから」〈魯文・安愚楽鍋〉
しょう‐とう【檣灯】
夜間の航行で、船の前方のマストに掲げ、船の前面を示す白色光の灯火。