こうさく‐せん【工作船】
1 艦船をドックに入れないで海上に浮上させたまま、修理したり装備したりすることができるように、工作機械を備えつけている特殊船。 2 ゲリラや特殊部隊などが他国に潜入する際に使用する船舶のこと。
こうしき‐ひこうせん【硬式飛行船】
軽金属および木材で強固な船体をつくり、薄いガス袋を内部に収めた飛行船。
こう‐せん【公船】
1 官庁・公署などの管理に属し、公用に供される船舶。練習船・測量船・巡視船など。 2 国際法上、国家の公権を行使する船舶。軍事用、警察用、税関用の船舶など。⇔私船。
こう‐せん【工船】
水産加工設備をもつ船。漁獲物を船内で缶詰・魚油などに加工する。「蟹(かに)—」
こう‐せん【鋼船】
船体の構造の主要部分を鋼鉄で造った船。鋼鉄船。
こうもう‐せん【紅毛船】
江戸時代、オランダ船の俗称。スペイン・ポルトガルの南蛮船と区別していう。のち、広く外国船のこと。
こえ‐ぶね【肥船】
肥桶(こえおけ)を積んで運ぶ船。こやしぶね。
こくすう‐せん【石数船】
大きさを石数で言い表した船。五百石船・千石船など。大きさをトン数で表示する西洋型船に対して、旧来の和船をいったもの。
こ‐せん【賈船】
商売のために用いる船。商船。
このは‐ぶね【木の葉舟】
水上に遠く浮かんで見える小舟を木の葉に見立てていう語。また、水の上に散って浮いている木の葉を舟に見立てていう語。はかないもの、頼りないもののたとえに用いる。